実店舗vsアマゾンを徹底比較してみた

実店舗vsアマゾンを徹底比較してみた

 

事業資金とは

 

トミー閣下
突然ですが、ビジネスを始めるにはまず何が必要か分かりますか
マヤ
気合と根性・・・かな
トミー閣下
そんなわけないでしょ・・・と言いたいところだけど、
実はそれも絶対に必要になってきますね

 

トミー閣下
正解は「資金」、これがないと始まらないよ
マヤ
そりゃあそうですよね~

 

 

あなたが起業するとき、事業内容を精査する以外に必要なものが事業資金です。

 

 

事業資金は主に3つに別れます。

 

  1. 設備資金・・・事務所や店舗を借りいれる保証金、機械や電話などを購入するお金
  2. 運転資金・・・商品の仕入れ代、定期やタクシーなどの交通費、その他の一般経費
  3. 生活資金・・・自分や家族の生活費

 

 

 

 

例えばあなたが雑貨屋さんを始めたいとするのなら、
上記のような資金が必要になってきます。

 

 

都市部の駅前に開店しようと思えば、高い家賃が毎月必要です。
つまり設備資金がズシリと重くのしかかってきます。

 

 

家賃2ヶ月分先払い+保証金+その他諸々で、立地と坪数にもよりますが、
都市部なら安いところでも最低100万は必要でしょう。

 

しかしお店の改装什器などの支出を考えれば、こんな額で済むわけはありません!!

 

 

 

 

一方、インターネットで同じ雑貨屋のお店を開くとき、
こんなにも資金が必要でしょうか?

 

  • WEB制作会社に店作りはすべて丸投げ
  • システム構築もすべておまかせ

 

というのならこれぐらいの費用がかかるのは仕方がありませんが、
最初から用意されているものを流用して自分で作るのなら、
0円で開店もありえますよね。

 

 

 

 

 

Amazon革命

 

そんないくつかあるネットショップの中でも革命を起こしたのが
Amazonだったわけです。

 

 

  • 商品の相乗りがOK
  • FBAシステム
  • お店のページを作らなくていい

 

 

これで月額4900円で出店できて、すべての機能が利用できるというのですから、
ショップ開店を考えている方には絶対に外せないでしょう。

 

 

 

 

反面、手軽な価格でショップが開けるため、たくさんのセラーが参入してきます。

 

しかし大抵は長続きせずにやめられるか、
こづかい稼ぎ程度で細々と運営されている方が圧倒的に多いのが現実です。

 

マヤ
う~ん、現実は厳しいですね

 

 

 

そこで長続きさせるために必要となってくるポイントが、資金管理なのです。

 

 

 

ネットショップはリアル店舗より有利だが、
資金管理が大切なのはどちらも同じ

 

 

 

 

Amazonの開業資金はいくら必要なのか

 

ここまでは、ネットショップが圧倒的に有利だとお伝えしました。

では、Amazonに出店するのに必要な事業資金はどれだけ必要なのでしょうか?

 

当然ですが、会費4900円だけで済むはずはなく、
他にもいろいろと資金は必要になってきます。

 

 

 

実店舗で開業する場合

 

例:30代バツイチで無職のAさんが居酒屋を開業する場合

 

出典 「三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。」

 

リアルにお店を始めるときはまず物件探しですね。

35000円の家賃は爆安すぎですが、
Amazonではこの費用が4900円になるわけですね。

 

 

 

次に実店舗だと、以下のような設備資金が最初にかかってきます。

 

  • お店の外観作り
  • 調理機材
  • テーブルなどの什器
  • お皿・コップ

 

 

 

工夫をこらせば、小さなお店でも数百万単位かかるのが当たり前のところを、
中古什器などを使い数十万で済ませることも可能です。

 

 

 

 

Amazonでネットショップを開業する場合

 

実店舗に対して、Amazonでお店を開くときに必要なのは、
以下のものだけです。

 

  • できるだけスペックが高いパソコン
  • プリンター

 

友人にパソコンショップを経営している人がいれば、
10万円を切ることも可能かもしれません。

 

 

 

 

実店舗の運転資金に使うもの

 

トミー閣下
さて、実店舗の居酒屋をオープンしたら必要になってくる
運転資金を紹介しましょう。
【実店舗の場合】
  • 仕入れ(酒、食材)
  • 人件費(アルバイト代)
  • 町内や商店街の会費
  • チラシなどの広告費

 

特に仕入れ人件費は経営していくときに一番肝になるところです。

 

 

 

 

【Amazonの場合】

 

  • 仕入れ(商品)
  • 人件費(最初は不要)
  • Amazon手数料
  • Amazon広告費
  • 送料
  • 教材・コンサル費
  • ツール会費
  • 代行費用

 

これらが運転資金に含まれます。

 

 

 

 

実店舗vsアマゾン

 

わかりやすくまとめてみます。

 

実店舗でかかる費用はいくら?

 

実店舗は漫画のような、たった3坪の小さな居酒屋を経営するとします。

 

 

客単価2500円として、10人/日を目標、週一休み。

仕入れは15%、アルバイトが時給1000円で週4日3時間勤務としましょう。

 

 

(2500円✕10人)✕26日=650000円

650000円-(650000✕0.15)
-35000円(家賃)=517500円

517500円-(3000円✕16日)=469500円

 

 

その他にも、融資の借り入れをしていたのなら毎月の支払いがありますし、
ローンで購入していればローンの支払いがあります。

 

また店を経営しているといろんな出費がありますので、雑費として計算していきます。

そこに個人的な借金があれば、さらに引かれていきます。

 

同じような規模の店を経営しておられる方は、
実質手取り20~40万という方が
多いんじゃないかと推測します。

 

 

 

 

 

Amazonでかかる費用はいくら?

 

トミー閣下
では、Amazonで電脳せどりをやるならどうでしょうか?

 

同じ650000円を売り上げたとしても、
仕入れ代がジャンル、新品or中古によってまちまちなので、
計算式は出しにくいですが、仮に新品のみで利益率が20%としましょう。

 

経費は

仕入れ出品手数料FBA手数料とします。

 

650000✕0.2=130000円

 

ここから代行費用やツール代やらを引くと、
実質の利益は100000円を切るかもしれませんね。

 

 

 

マヤ
えーっ、こんなに少ないの!
トミー閣下
ははは、たしかに額は少ないですね。
マヤ
わたし、もっと稼げると思っていました。
トミー閣下
でもね、労働は、
リサーチ、仕入れ、代行指示だけだよ。
マヤ
あれっ、本当だ。
すごく仕事量少ないですね。

 

 

 

これが実店舗だと、どんなに腕を上げても労働量は変わりません。

いやむしろさらに忙しくなります!!

 

せどりだと最初はノウハウがないため、いろいろと費用がかさみますが、
成長していけばいくほど労働量が減っていくんです!!!

 

 

 

そのようになるまでは、
最低限の資金管理商品管理はこなさないといけません。

 

資金管理と商品管理を適当にやっていると、
資金が回らなくなって黒字倒産なんてことがあるのがせどり業界です。

 

面倒ですが、資金管理はきっちりとこなしましょう。

 

 

 

 

せどりは腕が上がるほど楽になるが、
資金管理がずさんだと黒字倒産もありうる

 

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