ステップ1 目標の前に理念をつくる
理念をつくれば人は行動する
そんなもの必要あるんですか
考えることすらしないでしょうね。
意味あるの?って思います。
ビジネスなんてできませんよ(汗)
例えば「理念とは」とアンケートをとったとしましょう。
しかし、結果は最初からわかっています。
大半の方がマヤさんのような答えになることは容易に予想できます。
では、そもそも理念とはいったい何なのでしょうか?
理念とは、「人が行動する意味や方向性を指し示したもの」です。
つまり、あなたが行動する上での指針や方向性を決めましょうということです。
例えば漫画「ONE PIECE」なら、主人公ルフィの『俺は海賊王になる!!』
「進撃の巨人」なら、主人公エレンの『一匹残らず巨人を駆逐してやる!!』
「タッチ」なら、朝倉南の『達っちゃん(和っちゃん)南を甲子園へ連れてって』
目標が到達地点ならば、理念は行動指針になります。
このように、理念や指針が示されていることによって、
物語はぶれることなく目的にまっすぐ突き進んでいけるのです。
逆に言えば、人は何の指針もない状態から行動することはできないのです。
それはあなたもそうですし、わたしもそうです。
まずせどりをする行動指針をつくらなければ、
目標があってもなかなか人というものはモチベーションが持続しません。
目標達成するためにも、まずは理念をつくりましょう。
出典:「タッチ」あだち充 小学館
悪循環というスパイラル
なにか物事をはじめるとき、
まずは目標を書いて何をおこなうかを明確にすることが必要です。
「目標を立てて計画的に遂行して、
絶対に稼げるようになってやるぞ!!」
その他大勢からぬけだす覚悟を持てたことは、本当に素晴らしいことです。
出典:「ドラえもん」藤子・F・不二雄 小学館
しかし人間の脳というのは厄介なもので、
計画を立てただけでは、ほぼ間違いなく
途中で頓挫してしまうようにできています。
例えば、毎年年末は手帳が売れるシーズンですよね。
購入すれば今年の目標を書く欄があり、何時間もかけて目標を立てていきます。
・・・でも大抵は目標は目標で終わります。
いや、まだそれぐらいならよいのですが、
手帳を開けることすらしなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。
そしてまた年末に新たな決意で違う手帳を購入
→→→以下繰り返し
たくさんしてきました。
なぜこうなってしまうのでしょう?
挫折してしまうメカニズム
答えは2つあります。
A.欲張りすぎ
B.理念がない
それでは順に解説していきましょう。
A. 欲張りすぎ
例えばセミナーなどに参加すると多くの方はこう答えます。
『月収100万稼ぎたいです!!』
でも資金を聞くと、
『資金はありませんし借金がありますが、
半年後には夢叶えてみせます!!』
まだあまり理解されていないから、こんな言葉が出るのかもしれませんが、
こういうのを「欲張りすぎ」と言います。
すぐにリタイアする原因の一つでもありますね。
まずは最初の一歩。
何もないどころかマイナスからのスタートなら、
高望みせずに確実に手が届くであろう目標からはじめましょう。
B. 理念がない
「3ヶ月後に10kgのダイエットをおこなう」
という目標をあなたが立てたとしましょう。
糖質制限をするために、朝も昼も夜もごはん、パン、パスタ、
フルーツ、デザート制限、揚げ物も塩分高いものもダメ・・・
まぁ9割9分、続かないでしょうね(^_^;)
出典:「ダンベル何キロ持てる?」サンドロビッチ・ヤバ子 小学館
ところが、あなたが3ヶ月後に10kgやせる目標を立てる理念に、
以下のようなものがあればどうでしょうか。
海に行ってナイスバディな体型で、
彼氏もしくは彼女をGETするため!!
私なら土下座してでもダイエットさせてほしいですね(笑)
途中で辛い時期があなたを襲ってきても、壁に貼ってある
「彼女GETだぜ(^o^)」という理念を見て、また奮起するはずです。
これはなにも個人に限ったことではなく、会社も同じです。
従業員がみんな誇りを持って働いている会社は、
まず理念が素晴らしい!
そしてすべての従業員にその理念が浸透していると、会社はどんどん成長します!!
ご理解いただけたでしょうか?
それほど理念というものは重要なのです。
理念がなければ目標を遂行するのは難しい